農家を始めるという話を義父としてみると、農家の実態がなんとなくわかってきた。生産品目はキャベツとトウモロコシ。出荷先はJAで従業員は家族のみ。年間売上高は約2,000万円。これでなんとか生活出来ている。とのこと・・・
私はサラリーマン時代に経理を担当していたため、製造業の数字にはある程度精通していた。製造業では利益率10%あればかなり優秀だと思う。年間の売上高2,000万円とすると利益率10%で200万円にしかならない。農家ってそんなに儲からないの??うち子供3人いる5人家族なんだけど・・・超不安なんですけど・・・
さらにシンショを譲るまで(シンショとは経営権のこと、地域によって呼称は違うかも)の月給は15万円。36歳で手取り15万円とはかなり厳しい。しかし、この時点では妻が総合病院に医療事務として勤めていたので、なんとかなると考えていた。
ともあれ、昔から体を動かすことは嫌いではないし、他に仕事も無いのでこの条件で農家の仕事をスタートさせることに。
いざ始めてみると色んなことが分かってきた。
つづく
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